我が家ではパナソニックのドラム式洗濯乾燥機を使っています。
共働きなので洗濯物を干さなくても乾燥が出来るので家事の短縮に非常に助かっているアイテムです。しかし、愛用してきて4年ほど経った頃に洗濯乾燥後に乾燥フィルターをはずすと水が溜まっているという現象にみまわれました。
【ドラム式洗濯機】乾燥フィルターの水がたまる原因は?
乾燥フィルターとはドラム式洗濯乾燥機の上についているこの部分です。乾燥機能を使った後は必ず開けてほこりを取り除く必要があります。
実際に開けた状態がこちらです。今回水が溜まっていたのはこの部分です。大体1~2センチ程度の水が乾燥後に貯まるようになりました。
電話して販売店に修理依頼をしたところ、この事例は結構多いようで内部の部品交換が必要とのことです。
【ドラム式洗濯機】乾燥フィルターが濡れていたらチェックするべきこと
フィルターが濡れる原因としてパナソニックの公式サイトより確認したことを紹介したいと思います。
濡れていても問題のないケース
- 乾燥時間が短い(乾燥の途中で停止した)場合は、ドラム内に残っている湿気が乾燥経路を通り、乾燥フィルター側にも流れ込み、乾燥フィルターがぬれることがあります。
- 温水で洗濯している・または温かい風呂の残り湯を使っていると濡れることがありますが問題ありません。
濡れている乾燥フィルターが気になる場合、乾かしたい場合は槽乾燥を行ってください。
1. 電源を入れる
2. 乾燥のみを選ぶ
3. 槽乾燥を選ぶ
4. スタートする。約30分でブザーが鳴ったら運転終了
お手入れが必要なケース
- 乾燥フィルターが目詰まりしているとうまく風が流れなくなり、乾燥フィルターが乾かない、乾燥ができないなどの症状がでることがあります。
乾燥フィルターのお手入れをお試しください。 - 洗剤を入れ過ぎたり、泡立ちやすい洗剤を使った場合は、槽内に泡が大量に発生し脱水の高速回転により乾燥フィルターまで泡が伝って、泡付着によりフィルターが濡れたり泡により網目が詰まることがあります。
洗剤量を少なめにして様子を見てください。
修理が必要なケース
- 乾燥が不十分
標準乾燥終了後も湿っている、もしくは以前と比べて時間がかかっている場合。
- 乾燥フィルターを外すと水が溜まっている。
電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。とのことです。
修理依頼の手順①故障しているか修理診断をしよう
まずはパナソニックの公式サイトで診断をしました。⇒修理診断ナビ(パナソニックリンク)
そちらで診断結果から修理費用の目安を確認することができます。
私が実際に型番から診断した結果はこちらでした。
乾燥フィルターに水がたまるのは故障している可能性が高いので放置せずに修理する必要があります。
修理依頼の手順②保証を確認する
洗濯機を購入した販売店のレシートや保証書の確認をしましょう。大体メーカー保証は1年程度となるので5年以内であれば販売店の長期保証が期待できます。
保証期間外の場合
保証期間を過ぎてしまっている場合には有料の修理が必要となりますのでパナソニックに直接電話やメールにて修理依頼をしましょう。
販売店の保証期間内の場合
この場合には無料で修理を受けられる可能性が高いので販売店に修理依頼をしましょう。その際に補償内容の確認がありますので手元に購入時のレシートと保証書を用意して販売店に電話をかけるとスムーズです。
出張修理を依頼から修理当日までの流れ
まずは販売店かパナソニックに洗濯機の型番と現在の状況を伝えます。すると部品の交換が必要なのでこの時点で部品を発注してくれました。
部品が入荷次第、改めて修理の日程を相談しましょうという事で修理依頼の電話は終わりました。
2日後に部品の入荷とスケジュール調整
最初の修理依頼の電話から2日後に担当者から電話があり部品がそろったので修理日程のスケジュール調整の電話がありました。
丁度込み合っていなかったので運よくその翌日に修理に来てもらうことが出来ました。
修理当日 かかった時間や費用
修理当日に私の場合は販売店の5年保証の期間内だったので販売店の修理担当者がきてくれました。
原因は一つではないそうですがドラム式洗濯機は埃がどうしても貯まりやすい構造なので一番壊れやすい部分だという事です。
見てもらっても日頃の手入れには問題ないと言われたので今後の対策で出来ることはあまりないのかもしれません。
修理自体は1時間もかからずに終わりました。
保証期間内だったので私は無料だったのですが、参考までに金額を聞いてみると部品代と工賃をあわせて約30000円くらいの修理内容だったとのことです。
パナソニックの修理診断と近い数字ですね。
まとめ
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥フィルターに水が溜まっていたらどうするべきか実体験を今回紹介させていただきました。
ドラム式洗濯乾燥機は便利がゆえに壊れてしまうと辛いですよね。
部品も特殊で素人では修理できない構造になっているので無理に自分で直そうとしたり分解するのではなくまずは保証の期間を確認して適切な修理を受けるといいでしょう。