育児休業から仕事復帰するママの多く子供が1歳になったときから保育園に預け始めるママが多いのではないでしょうか。
私も3人の子どもを1歳から保育園に預けて仕事復帰しました。
保育園に初めて預ける時には慣らし保育というものがあります。子どもの慣らし保育が始まるときには初めてママと離れて過ごすことになるので泣いてしまう子どもを見て不安になったり心配で仕事中に気になってしまうことも多いでしょう。
今回は、1歳児の慣らし保育の平均期間や進め方と、私の体験談を踏まえてご紹介していきます。
1歳の慣らし保育の平均期間とは
実際に私自身やママ友に聞いた慣らし保育の期間や進め方は人それぞれです。多くの人は1週間~1ヶ月程の慣らし保育を経験しています。
そのため1歳児の慣らし保育の平均期間は2週間程度と言えるでしょう。
私自身も3人の慣らし保育を経験しましたが3人ともかかった期間は違いました。
- 1人目・・・2週間
- 2人目・・・10日間
- 3人目・・・1ヶ月
なぜ慣らし保育の期間にこのような違いがあったのかの経験も踏まえて紹介していきます。
1週間程度
子どもはママと離れる時に泣いて心苦しかったわ。でも、育休を1年半まで延長してやっと保育園に入れたので仕事の復帰をこれ以上伸ばせなくて仕方なかったのよ。
1歳児の場合には人見知りが激しい時期でもあり慣らし保育の期間が1週間で終わるのは稀なケースだと思います。離乳食から完了期のご飯への進み具合や生活リズムなど保育園にしっかりと伝えたうえで保育園側から許可をもらえれば早めに切り上げることもあるようです。
しかし、すべての保育園がこれに対応してくれるわけではありません。子供の心の不安を取り除くための期間としては短くなるので仕事の都合であっても対応できない保育園が大半でしょう。
それに早めに1歳児の慣らし保育を終えるのは仕事に早く復帰できるというメリットもありますが、子どものことが心配で仕事に手につかなかったり保育園からの呼び出しが増えてまともに働けないというデメリットもつきものです。
仕事復帰に焦るママも多いとは思いますが早く慣らし保育が終わればいいというわけではないようですね。
2週間程度
でもやっぱり上手くいくばかりでなく、給食が食べられずにずっと泣いているからとお迎えが何度かありました。ママ以外の人からご飯を食べることが今までなかったからもう少し練習しておけばよかったと思いましたね。
1カ月程度
理由はお盆休みに慣らし保育期間が重なってしまったことが大きな原因です。慣らし保育の途中に大型連休を挟むと子供がまた保育園を嫌がってしまい一からのスタートの振り出しに戻ってしまいました。
順調に1週間程度保育園に通っていましたが、大型連休になって期間があいてしまい連休明けにはまた泣いてご飯が食べられなかったりお昼寝が出来なかったりでゆっくり慣らし保育をやり直すことになりました。
必ず笑顔で保育園を楽しめる時期は来るのでママも頑張って!
このように慣らし保育が終わらないで思った以上に長引くケースはほかにもありますので以下に紹介していきます。
慣らし保育が終わらない体験談
慣らし保育が当初のスケジュールよりも長引いて終わらなかったというママは多いです。どのようなケースがあるかママ友の話を紹介します。
子供の発熱
慣らし保育中に発熱や病気になってしまうとお休みしなければならないので慣らし保育のスケジュールが伸びることになるでしょう。子どもは環境の変化でも発熱だと体調を崩しやすいものです。
そして集団生活をする上で他の子どもの病気をもらうことは日常茶飯事なのも仕方ありません。
子どもが初めてかかる病気と言われている突発性発疹なども時期的に1歳児は発症しやすいため慣らし保育期間は体調の変化をしっかり観察してあげる必要があるでしょう。
大型連休で長期休暇を挟んでしまった
私が経験した長期休暇で慣らし保育が終わらなかったパターンです。復帰する日が大型連休によって長期休暇を挟む場合に子どもが保育園の生活に慣れる前にまた家での生活に戻ってしまうと保育園を拒否する場合があります。
ママとやっぱり一緒に居たいという甘えたい感情が爆発してママ自身も寂しい思いがぶり返してくるでしょう。でも経験して感じましたがこればかりは仕方ありません。
子どもの心が追いつくことができるペースで慣らし保育をすることはとても大切なことです。大人でも大型連休の後は仕事に行くのが億劫になるくらいですからね。もう一度やり直すことに前向きにチャレンジしてほしいなと思います。
保育園の給食が食べられない
慣らし保育が始まって2~5日程度から保育園の給食が始まりますが、給食が食べられずに呼び出しになることがあります。はじめから上手くいく子ばかりではありません。少しずつでも保育園の給食を食べることが出来れば進んでいると言えるでしょう。
しかし、中には2~3日経っても一口も食べたがらないで泣き続ける子もいます。家で食べてきたごはんと味付けが違う事やスプーンやフォークが違う事だけでも嫌がる子もいます。
子どもは環境の変化にとても敏感です。給食を食べない子の場合には家でどんなメニューを好んで食べていたか、食べさせ方に工夫してほしいことなど保育士さんや調理師さんとじっくり相談することが慣らし保育を進めていく上で必要となってきます。
事前に給食のメニューをチェックして好きなものと苦手なものを伝えておくと、保育士さんが好きなものから食べさせてくれて食べるようになったというママの意見もありました!
慣らし保育中は家庭でたっぷり愛情を注いで
保育園に行かせてごめんねと伝えるのはNG!それよりも、保育園は楽しいところだよ。たくさんのお友達や優しい先生がいるんだよ。楽しく過ごしている間にママもお仕事頑張ってるよ!と伝えてあげましょう。
いつかは終わる!慣らし保育は焦らず子どものペースで
特に1歳児の慣らし保育では初めのうちは泣いてしまう子どもが多いので心配になるママが多いでしょう。しかし、いつかは保育園が楽しいところだと子ども自身が感じる時が必ずきます。
終わらない慣らし保育に不安に思う気持ちは私も経験してきたのでよくわかりますが、ママも頑張り時です。泣いている子どもを見るのは辛いですが、その分家庭での時間に愛情をたっぷり注いであげてほしいです。
体調面や精神面の小さな変化にも気づいてあげられるように慣らし保育期間は特によく様子を見てあげて対応してあげられるといいですね。
一日目からスケジュールが組まれていて最初は1~2時間程の保育から始まり、給食を食べる午前保育をやってみて、ごはんが食べられればお昼寝までに移行します。そしてお昼寝まで無事に出来るようになると、午後のおやつまでと保育時間を徐々に長くするというものです。