怒りんぼうママが叱らない育児を始めた結果【男3兄弟】

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子育て

こんにちは。幼児~小学校高学年の男の子3人を育てているreiです。

うちの子たちは男兄弟ということもあって日ごろから戦いごっこやボール遊びなど体を動かす遊びが大好き。お風呂とかでも仲良しで盛り上がると出てこないような子たちです。

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男の子の3兄弟の育児で叱るべきところとは

それぞれの年齢や性格によって日頃から叱る理由はバラバラです。

長男は小学校高学年。アニメのサザエさんに出てくるカツオ君のように「ただいま」からランドセルおいてすぐに「いってきます」と宿題は二の次で友達と楽しむタイプ。

次男は小学生。兄の叱られている様子を見ているので割と上手くすり抜けられるタイプ。でもマイペースすぎて興味ないことや出来ない事には手を付けたくないタイプ。

三男は保育園児。まだ叱る範囲が少ないけれど絶賛イヤイヤ期。泣き叫ぶ時や夜泣きもあるので私のストレスを地道に貯めていくタイプ。こればかりは成長の過程なので仕方ない。

叱る理由はルールが守れないから

どの家庭においても親子の間でルールというものがあるのではないでしょうか?

  • ゲームやYouTube
  • 宿題
  • 学校の支度
  • 食事のマナー
  • 言葉
  • 遊び
  • 就寝時間

などなど我が家においても思い返すとたくさんのルールがあるなと感じました。

しかし、これだけ毎日のように叱っているということはルールの内に結局守る気がないものが含まれているからなのでは?と感じました。

叱っていてもキリがないからルールを辞めてみた

そこで私なりに考えた結果、ルールを守っていなくても叱るのを辞めてみました。つまりルールの撤廃ですね。もちろん危険を伴わないものに限ります。

叱るということは、考え方によっては自分から行動に移す力を奪っていたような気がしたからです。失敗をする前に叱っていたので失敗したら困ることを子供たちは学んでこなかったからです。

例えば

目覚ましをかけても起きてこなくても自己責任として遅刻させる

水筒やお箸を出し忘れたら洗ってあげない

宿題が間に合わない・夜更かしなども翌日に悔やむことも大事

「ママは叱るのを辞めます」宣言

 

ママA
ママA

毎日怒っているママよりもニコニコのママがいいでしょ?

ママだって毎日怒っていたら疲れるの。だから叱るのを辞めます。

そのかわり困っても自己責任でお願いします。

 

ある日、子供たちに伝えてみました。

叱られないと出来ないようでは困りますよ。叱りません。

ルールをなくし叱るのを辞めた

始めの2~3日は「叱られていない方が怖い」という印象で親の目を気にしながら今までのルールどおりに過ごせていました。

やればできるじゃない!なんて思いません。いつも叱っている時にも叱られてから数日は頑張れるからです。そして段々と意識が薄れていくのが子供というものです。

そして案の定、宿題を適当に済ませるようになり寝坊して八つ当たりされ、おもちゃは母が片づけるというのが現実です。

習い事のバスに遅刻したり、月謝袋を出し忘れたりと家庭内だけでなく周りの人にも迷惑が及び始めたところで久しぶりに叱りました。

叱ると即効性があり叱らない育児は根気がいる

叱らないと決めたけれど、言葉にして注意したいところは目に付いてしまうものです。優しく注意してもすぐにまた同じことを繰り返しているとどうしても叱りたくなってしまうのが本音です。

叱ることは即効性があります。いつもと違うトーンや雰囲気を子供は瞬時に感じ取ります。本当にダメなことなんだと伝わりやすいです。

しかし、叱らない育児の場合では失敗したり後悔して学ぶのを待つしかありません。自分の部屋の片づけなどは散らかっていても誰にも迷惑は掛からないし、叱らずにやらせることは難しいのです。

優しく片付けを促すというと、「はーい」と良い返事だけ返ってきて行動はしません。

「片づけないなら床の上のものは全部ゴミだと思うようにするね」といってもベッドの上に乗せて終わりです。

根気がいることもそうですが、場合によっては甘やかされた人間を育てる可能性すら感じました。

やってもらうことが当たり前の大人にはなってほしくありません。

叱るのを辞めた結果「適度に叱るがちょうどいい」

毎日のように叱っていた私が、叱るのを辞めてみた感想について書きたいと思います。

叱られ慣れている子は自分で責任を持つ行動力を失っているという事。

そして叱るのを辞めれば自由という楽園から抜け出せなくなって甘やかされた人生になる事。

優しく注意して出来る子であればそもそも叱っていないので注意したところで行動には移りませんでした。

そこでまたルール化しても同じことの繰り返しだと思ったので、何度か注意しても効果のない時には叱ることにしました。

叱ることは悪でも正義でもないと思います。

叱りすぎも叱らなすぎもよくない気がしました。

私は「適度に叱る」に落ち着くこととなりました。

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